日文で学んだ卒業生の進路は多様です。在学中に学んだことを様々な場で活かして、活躍しています。たとえば、国語や書道の教員は専門性が直接進路に結びつきます。企業においても、ことばの力やコミュニケーション力、洞察力は不可欠です。また、言語や文学に対する深い理解は、人生を豊かにしてくれます。さらに、国際化社会では、自国の文化をきちんと理解した人材が、ますます必要になってくるでしょう。多くの卒業生にとって、日文での学びが実社会で生きる力になっていると確信しています。





塩塚雅子さん(2019年3月卒業) SALES ROBOTICS 株式会社 IT BASE本部 開発チーム

現在は、研修を通してプログラミング等の基礎知識を学んでいます。将来的には、エンジニアとして業務を行います。わからないことだらけですが、早く技術を自分のものにできるように努めています。大学では、授業やゼミ(日本語教育)、教職、女性教養講座等を通して、相手に伝わるコミュニケーションや文章を丁寧に書く大切さを学びました。業務では、大学で学んだことをふまえて、相手にわかりやすく伝えるコミュニケーションを常に意識しながら、+αのことができるエンジニアになっていきたいと思います。





井上香織さん(2018年3月卒業) さいたま市中学校教員

国語の教員として授業を行うだけでなく、クラス担任として生徒指導やクラス運営を行っています。国語の授業では、大学で学んだ専門知識を活かして、具体例を紹介したり、大学でどのように学んできたのかを話したりしています。また、道徳や総合的な学習の時間などでは、特殊研究講座や女性教養講座の経験を幅広く役立てています。これからも学んだ知識や経験を活かし、希望に溢れた次世代を育てられるよう尽力していきます。






石川穂乃実さん(2017年3月卒業)株式会社光文社 編集職または営業職

本や雑誌を読むことが好きだったので、作り手側になりたいと思いました。誰かの力になり、日常に楽しさを生み出せる仕事は魅力的でした。在学中はレポート課題も多く、作品を読み解きながら頭を抱えることもありました。しかし、そのような取り組みがあったからこそ、就職活動での緊張する時間であっても、自分の気持ちをきちんと伝える言葉で、相手に訴えることができました。






稲垣汐璃さん(2015年3月卒業) 神奈川県川崎市中学校教員

高校時代から人の成長を見守ることのできる職業に就きたいと思い、教職を目指しました。ゼミでは日本語学を専攻していました。言葉は全てに活かされます。小論文・面接等、全てにおいて通用します。また、文学の知識は国語の専門知識として専門教養に活かされました。

授業だけでなく、大学で学んでいることの全てが就職活動に生かされます。一つ一つ大切にし、ふり返り、何を学んだのか、そしてそのことを活かし、これから自分がどのようにしたいのかははっきりと述べられることが重要なのではないかと思います。





望月愛実さん(2015年3月卒業)株式会社みずほフィナンシャルグループ

女性が働きやすい環境であり、かつ長く続けられる仕事、又、生活するうえで、必ず利用する仕事に就きたいと考え、金融業に興味を持ちました。そこから先はOG訪問や支店訪問、インターンシップへの参加など、実際に動くことで、自然に職種などが決まりました。

日文での学びで「言葉」に対してとても敏感になりました。面接やES(EntrySheet)で、どの言葉を選ぶかによって印象は変わります。その点、日文の学生は意識して言葉を使用することができると思います。相手がどう発言を捉えるか、先回りして考えられたのは日文の学びの成果です。

「行動すること」が大切です。何をすべきか分からなくなった時はキャリア支援センターに相談したり、説明会に行ってみたり、自ら動くことで見えてくることがたくさんありました。




芝村ひかりさん(2015年3月卒業)株式会社ミキハウス

日文の学びで役立っていることは、多くのレポート執筆と先生方の添削から身についた、文章をまとめる力や、文章の誤字や脱字がないことです。この力は、日々書いている報告書や、お客様へお渡しするお手紙を書くときにとても役立っています。 今後は、大学で身についたコミュニケーション力を活かして、会社の発展に貢献していきたいと思っています。



山中萌里さん(2019年3月卒業) 東京ガス横浜中央エネルギー株式会社  東京ガスライフバル横浜北

エネルギー企業の一員として、横浜地域の生活を支える仕事をしています。ガス機器の販売をはじめ、住環境における様々な事柄を扱っており、お客さまと直接関わることができるのが特徴です。電話応対などの業務では、「ことば」を操る力が重要であると感じています。大学在学中に多くの文学に触れたこと、そして自分の考えをレポートや卒業論文としてまとめ上げ発表したことは、この「ことば」を操るという点においてとても役立っています。また、文学を専攻したことで、物事を深く考察する習慣が身についたように思います。これを活かして、今後はお客さまが求めるサービスについて真摯に向き合っていきたいと考えています。




田中美璃さん(2018年3月卒業)花王株式会社 広告作成部 コピーライター職

現在は、ある商品を担当することになり、キャンペーンの施策やCM作成の会議に同席しながら、先輩方の業務を見て仕事の流れを学んでいます。日文では日本語教育を専攻し、日本語を「感覚的ににわかる言語」ではなく、「外国人が学ぶ外国語」として見ることで、相手の視点に立って考えることの大切さを学びました。今後の業務においてもこの学びを活かし、生活者が何を求めているのかを、企業目線ではなく生活者視点で考え、よきものづくり・暮らしづくりを支えていきたいと考えています。




江村茉優さん(2017年3月卒業)昭和女子大学大学院文学研究科日本文学専攻

学芸員科目の履修を通して、文化の継承とそれに伴う地域振興の取り組みに関心を抱くようになり、また、文学もその一端を担うことを意識するようになりました。将来、そのような場で活躍するためには、幅広い知識と深い専門性が必要であると感じ、進学を決めました。学部で身につけた文学研究の基礎は、大学院の研究でも欠かせないものとなっています。また、自分の専攻に限らず学んでいくなかで培った多角的な視点は、研究のあらゆる場面で活きています。





大津千尋さん(2015年3月卒業)東京都中学校教員

小さい頃から内気で自分の考えをまわりに発信するのが苦手だった私に、さまざまな役割を与え、よさや可能性を引き出してくれた中学時代の恩師の存在があり教師を志しました。教師は「人」を育て、子どもたちを社会に送り出すことのできる尊い職業であると思います。

在学中は、新入生歓迎会の実行委員長や、オープンキャンパススタッフなどさまざまな活動に参加するなかで、自然とリーダーシップが発揮され、人前で自分の考えを発信する力が身に付きました。

自分の強みやアピールポイントは、就職活動を始めてから初めて見つけるものではなく、大学4年間の中で自然と培われ、磨かれるものだと考えます。そういった地道な努力を認め、評価してくれる人は必ずいますので、頑張ってください。





柳田百合子さん(2015年3月卒業)株式会社三菱東京UFJ銀行

私は、人々の生活から無くならず、必要とされ続けるものを軸に就職活動をしていました。その中で、生活の基本である衣食住は、お金が根底にあるからこそ成り立っていることを感じ、金融業界に目を向けました。アソシエイト職、いわゆる一般職を選んだのは、専攻した分野の学びが一番発揮できる環境であると感じたからです。女性の働きやすさというのも、決め手の一つでした。

在学中は日本語教育を専攻しており、中でも異文化コミュニケーションの分野を学んでいました。この分野で相互理解の重要性を学び、相互理解が信頼関係を築くきっかけとなることを感じました。この学びは私が就く職種だけでなく、人とコミュニケーションをとるディスカッションや面接でも必要な力であり、就職活動だけでなく、この先も様々な場面で生かされると思います。

憧れている職業と自分の適性に合った職業がちがうことがあるかと思います。実際、私はそのちがいをインターンシップに参加して感じ、業種、職種選択をする上で一つの手立てとなりました。まずは広く様々な職業を見て、自分に合う業種、職種を見つけてください。一時の辛さを越えれば、結果はついてきます。






山下雅子さん(2019年3月卒業)ANAエアポートサービス株式会社 旅客サービス部

ANAの顔、ご搭乗のお客様が最初に接するスタッフとして、お客様とのコミュニケーションを大事にしつつ、皆様が安全で快適に過ごせるよう羽田空港でサポートをしています。昔からサービス業に興味があり、接客の幅を海外の方にも広げるため、在学中にはボストン留学を経験し、コミュニケーションスキルの向上を目指しました。また大学で学んだ専門科目の知識や日本文化を海外に発信し共有する経験から、新たな物事に対する柔軟な対応力も身に付きました。今後も大学での学びを活かし、お客様の視点で考えて行動することを心がけ、会社の発展に貢献していきたいです。




齊藤莉子さん(2018年3月卒業)昭和女子大学大学院文学研究科言語教育・コミュニケーション専攻

高校生の時に日本語教員になることを決め、大学では日本語教育を中心に学びました。将来日本語教員として専門性を高め活躍の場を広げたいと思い本学の大学院に進学しました。現在は、外国人児童のオノマトペの習得過程に関心をもって研究しています。また、民間の日本語学校で非常勤の教員として現場に立ち、日々学びながら実践しています。




大津千尋さん(2016年3月卒業)東京都中学校教員

現在、中学1年生の担任と全学年の国語の授業を担当しています。在学中は古典語研究のゼミに所属しており、進路を見据えて教育活動に関する古典語の研究をしていました。その成果が現在の仕事において十分に発揮できています。また、学科の新入生歓迎会では、実行委員長を務め、イベントの企画・運営を行いました。これは現在、学級活動をはじめ生徒に指示を出す場面で大いに役立っています。




溝口愛さん(2016年3月卒業)長野県高等学校教員

国語が好で、国語の面白さを伝えたいと思い、教員を目指していました。また、実際に教育実習にいき、高校生たちに授業を教えるということが楽しく、自らも生徒たちとともに成長していくことのできる職だと思えました。

教員採用試験に日文での学びが直結していました。もちろん、過去問を解いたり、教員採用試験対策用の問題集は解いていましたが、日々の授業を真剣に受ける事で確実に国語の力を身に付けることができ、採用試験に合格することができたと思います。

就職活動では、周りの人たちが就職先を決めていくなかで、自分だけがなかなか決まらず不安に思うということがあると思いますが、昭和女子大学は、日文の先生方をはじめ、キャリア支援センターの職員方などの面倒見がとても良い学校なので、最後まであきらめず、いろいろな人と協力しあいながら就職活動を乗り切ってもらいたいと思います。




松田実久さん(2015年3月卒業)花王株式会社コピーライター

私は幼い頃から自分のアイデアを形にすることが好きで、将来はモノづくりに関わる仕事がしたいと漠然と考えていました。そんな中でコピーライターという職業を選んだ理由は、ある企業広告がきっかけです。そこに書かれたコピーを見て、価値観が変わるほどの衝撃を受け、1つのコピーや広告が人に与える影響の大きさを実感しました。そして、私自身もモノづくりで人の心を動かす仕事がしたいと考え、この職業を志望しました。

文化講座の感想文や授業での論文で、自分の考えを文章にできるようになったことは、言葉に関わる職業のため、ES作成や面接、作文課題などで非常に活かされました。また、早川書房とコラボして海外小説を刊行した「ハヤカワ書房プロジェクト」に参加したことは、モノづくりへの情熱を再認識でき、チームで協働して取り組んだ良い経験となったので就活でも大きなアピールポイントになりました。

就職活動は広告制作に似ているといわれます。自分が商品で、他の就活生が競合、企業がターゲット。商品のスペックを探し、競合と差別化をしていく作業です。競合にない自分のスペックを探すには、幼い頃から自分が何に心を動かされてきたかを書き出してみて、その共通点を見つけることが重要です。そうして見つけた自分らしさを、熱意をもってアピールをすれば、素敵な企業に出会えると思います。応援しています。

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