昭和女子大学

about the Department
of Psychology

心理学科について

Message from Department Chairperson

学科長メッセージ

昭和女子大学心理学科のホームページにようこそ。

こんにちは。昭和女子大学心理学科のホームページを訪れていただき、誠にありがとうございます。

ところで、皆さまは「心理学」とはどのような学問だと思われていますか?
あるいは、私たちは日常生活の中で「心」という言葉を当たり前のように使っていますが、「心とは何か」と問われたら答えられますか?

ご存知のように「心」には形がなく、手に取って眺めることはできません。一方で、私たちは毎日何かを感じたり、考えたり、また何かをしてみたりしています。私たちは、このような意識や行動を作り出している「私たちの中の目に見えない何か」を「心」と呼んでいるのです。

「目に見えない何か」などというと少し怪しい感じもしますが、さて、「心理学」はこの目に見えない心をどのように学問しようとしているのでしょうか。その答えのヒントは、心理学の「心」と「学(問)」の間の文字、「理」にあります。「理」は「法則」という意味をもちます。心理学は「心が意識や行動を作り出す法則」を明らかにすることを目的としているのです。この目的のために、心理学では多くの人の意識や行動に関する様々なデータを分析していきます。つまり心理学とは、意識や行動のデータを分析することで、そこに潜む心の法則を見出そうとする学問なのです。

「私がこう感じるのはなぜなのか? 」
「あの人はなぜあのような行動をするのか? 」
心理学の問いは私たちの日々の疑問と関連するので、どなたにとっても面白い学問なのではないかと思います。特に本学の心理学科では、認知心理学・臨床心理学・発達心理学・社会心理学という心理学の幅広い領域を多くの教員でカバーしていますので、人の心を総合的に理解することができます。また卒業研究では、これらの幅広い領域の中から、学生一人ひとりが各自の問いを探求していくことができます。

さらに、心理学を知識として学ぶだけでなく、その知識を社会の中で活かす力を身につけることも大切だと考えています。このため、地域や小中学校等で心理学的な課題に取り組む各種プロジェクトやボランティアを通じて、社会の中で心理学が果たす役割について体験的に学習する実践的な科目も設けています。

ぜひ学科ホームページや学科Blogをご覧いただき、興味を持たれた方は、オープンキャンパスをお訪ねください。 お会いできることを楽しみにしております。

心理学科長
松澤 正子

Policies and Prospective Students

ポリシー

アドミッション・ポリシー

昭和女子大学の教育目標と学位授与方針を理解し、将来、人と関わる活動や仕事を通じて社会に貢献しようと考えている人、そのために人のこころと行動を科学的に捉える心理学の様々な領域や視点を広く学ぶとともに、諸活動に積極的に参加して人と協調的に関わり、自己の見識や能力を高める努力をする意欲のある人を求めます。また、本学科の教育課程に従い学修する資質と能力を備えた入学者を受け入れます。そのために多様な入試方法で入学希望者を募集し、多面的、総合的に選抜します。

ディプロマ・ポリシー

心理学科は、人のこころと行動を科学的に捉える心理学のさまざまな領域を学び、社会に貢献しようとする意欲ある人を育成することを目的としています。そのために、所定の単位を修めたうえで、次の能力を備えた学生に卒業を認定して学位を授与します。

知識・技能
  1. 心理学の知識と技能を身につけ応用できる。
  2. 人と社会の諸問題に関心をもち、心理学を活かしてアプローチし、その解決に貢献できる。
自主・自律
  1. 諸問題の解決に向けて、自らが取り組むべき目標を見つけることができる。
  2. 目標達成に向けて、心理学の幅広い視点から、柔軟に取り組み続けることができる。
協働・調和
  1. 自己と他者の特性を理解し、自己を活かしつつ他者と協働できる。

カリキュラム・ポリシー

心理学科では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、一般教養科目、外国語科目、専門教育科目、文化講座を体系的に編成します。専門教育科目は特定分野に偏らない心理学的知識・視点と、対応する技術スキルの習得を目的としています。教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

教育内容
  1. 一般教養科目では、4年間の学びの指針となる「実践倫理」「キャリアデザイン入門」および「日本語基礎」を置き、さらに社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を養う科目群を編成します。
  2. 外国語科目では、英語と他主要外国語及び日本語(留学生用)を習熟度別に配置します。
  3. 幅広い教養を身につけ、学際的な視点を養うために、学部の共通科目を配置します。
  4. 専門教育では、心理学の主要な分野を網羅する基礎的科目と充実した応用的科目を開講します。体系的に無理なく学修できるよう、1・2年次に必修の基礎的科目を、2年次以上に選択必修の応用的科目を配置します。
  5. 心理学に関する授業科目を、概論、方法論、発達心理学分野・社会心理学分野・認知心理学分野・臨床心理学分野の4分野にわたる各論、演習(ゼミナール)、実践科目の5グループで構成します。
  6. 卒業論文作成を目標としたゼミナール形式の科目を開講します。3年次以上のゼミは少人数で運営し、各自の関心あるテーマで卒業論文をまとめることができるよう、ゼミ担当教員が研究指導を行います。
  7. 公認心理師資格取得に対応した科目を開設します。
  8. キャリア教育を推進するため、キャリア・コア科目とインターンシップを開設します。1年次から3年次まで、各年次に応じた心理学科の特性を踏まえたキャリア形成に関するガイダンスや授業を配置します。
  9. 自己確立や創造力の育成、多様な文化の理解を深めるため、国内外の研究者や文化人、芸術家による講演やコンサートを「文化講座」として開講し、毎年所定回数の受講を必修とします。
  10. 自主性や協調性、奉仕の精神を養うため、1年次から3年次において、一定期間の宿泊研修への参加を必修とします。
  11. 昭和ボストンでの各種留学プログラムをはじめ、さまざまな協定校留学・海外研修プログラムを開設し、国際的な視野を広げる機会を設けます。
教育方法
  1. 卒業後に社会で必要となる能力をバランス良く習得できるよう、各科目を履修することによって身につく知識や技能を示したカリキュラムマップに基づき、大学院への進学を含めた将来の進路選択・キャリア形成を見据えた履修計画を立てるよう指導します。
  2. 各科目の期中において、リアクションペーパー、課題、レポート、試験等を課し、フィードバックに努めます。
  3. 能動的学習の充実のため、アクティブ・ラーニング、プロジェクト・ベースド・ラーニング等の体験型学習を積極的に取り入れます。実験・実習・演習科目はもちろんのこと、講義科目の中でも体験型学習を取り入れます。さらに、地域と協働して課題に体験的に取り組むコミュニティ・サービスラーニングや心理学総合演習の科目を開設します。
学修成果の評価
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、卒業要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、①各科目の成績評価、②卒業論文に対する評価によって行います。

クリックすると上の図が拡大されます。

キャリアデザイン・ポリシー

心理学の知識と技能を身につけ、人と社会を取り巻く現実の諸問題に心理学を活かしてアプローチできる、次のような人材を育成します。

  1. 発達過程における心理的変化や多様な個人の心理的特徴への理解を踏まえて、さまざまな立場や年齢の人と円滑なコミュニケーションがとれる。
  2. 人の認識と行動についての知識と心理学的実験や調査のスキルを用いて、製品やシステムのデザインに有効な情報を提供できる。
  3. 社会調査のスキルを用いて、消費者ニーズを統計的に把握し、新商品の企画や合理的な販売戦略についての情報を提供できる。
  4. 対人上・組織上の課題に対して、心理テストや心理トレーニングなどの技法を用いた有効な解決法を提案・実行し、社員教育などに貢献できる。
  5. 心理支援の必要な人や組織に対して、心理的アセスメントや支援法の知識と技能を活かした援助を行うことができる。

Learning across 4 Areas

4つの学び

こころが多様な側面をもつように、心理学にも様々な領域があります。
昭和女子大学の心理学科では、心理学の主要な4領域をすべて学ぶことができます。

認知心理学Cognitive Psychology

  • 外界を認識し、記憶・思考する
    仕組みを解明します。

    Keywords
    知覚 / 注意 / 記憶 / 思考

臨床心理学Clinical Psychology

  • 適応上の問題を抱える
    個人・集団を援助します。

    Keywords
    支援 / 適応 /
    カウンセリング / 心理検査

発達心理学Developmental Psychology

  • 乳児から高齢者まで
    こころの働きの発達を追います。

    Keywords
    子ども / 青年 / 成人 /
    高齢者

社会心理学Social Psychology

  • 集団の中での行動や
    対人関係を考えます。

    Keywords
    集団 / コミュニケーション /
    災害 / 広告

Features

学科の特色

自己理解 他者理解
  • 心理学の基礎知識を学び、
    人を理解する柔軟な”眼”を養う

    ひとつの領域を知るだけでは、人のこころを適切に理解することはできません。あえてコースを設けず、「認知」「発達」「臨床」「社会」の4領域すべての基礎知識を学び、他者や自身をより深く柔軟に理解する〈眼〉を養い、人と関わるスキルを磨きます。

  • 将来のキャリア形成を見据えた
    履修プログラム

    3年次以降も複数の領域の選択科目を並行して履修することが可能です。自分の将来の進路の見通しに合わせて、卒業後に社会で必要となる能力がバランス良く修得できるように、キャリア形成を見据えた履修計画を指導します。

  • 少人数のゼミ指導で、
    専門領域を学ぶ意欲をサポート

    4領域を網羅する専任教員スタッフにより、学生の幅広い疑問に対して丁寧な指導を行います。また、3年次以降は少人数(原則10名以下)のゼミナール形式で指導し、学生一人ひとりの関心を把握して、学びの中心となる領域での専門性を高めます。

  • 大学から大学院までの一貫した
    学習・研究環境

    さらに専門的な心理学の知識・技能を身につけたい学生は、学内推薦制度や一般入試を利用し、大学院への進学をめざすことができます。本学大学院心理学専攻臨床心理学講座において、公認心理師の科目取得により、国家資格「公認心理師」受験資格を取得できます。 また、大学院修了とともに臨床心理士受験資格が与えられる指定大学院です。